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食生活のアドバイス 2

●食生活のアドバイス(その2)

●1日3食バランスよくタ食はやや控えめに

植物油にはコレステロールを減少させる作用がありますが、悪玉コレステロールだけではなく、善玉コレステロールも減少させてしまうので、とりすぎには注意が必要です。また、植物油のこのような作用は、油が酸化すると効果が低下します。植物油は、なるベく天ぷら油の再利用などを避けましょう。同様に、魚の不飽和脂肪酸による中性脂肪の合成抑制作用も、酸化により効果が低下します。魚についても、千物などより新鮮な魚をとるようにしましよう。
 
総コレステロール値が高いのを気にする人がいますが、総コレステロール値が高いといっても、善玉コレステロールが検査値を押し上げている場合があるので、検診のデータは細部まで正確にチェックすることが大切です。
 
食事のとり方としては、次のような点に注意してください。

◆食生活のリズムを規則正しくする

減量しようとして、食事を1日 2食にしたりすると、かえって肥満を招きます。1日3食を決まった時間にきちんととるようにしてください。

◆1回の量を少なく

1日の食事を2回に分けてとる場合と、5回に分けてとる場合とでは、5回に分けてとったほうが、太らないという研究結果があります。1日の食事は3食プラス間食に分けるなど、なるべく少量ずつ、回数を多くとるよう心がけてください。

◆食事はゆっくリ、よくかむ習慣を

早食いは、肥満のもとです。食事はゆっくり、よくかんで、楽しく味わってください。

◆毎食のバランスをよく

“朝食や昼食はいい加滅にすませ、その分を 夕食でまとめ食いする”といった食べ方は、肥満につながりやすい食生活の典型です。脂肪は夜につくられます。“3食をバランスよくとり、夕食はやや控えめ”を心がけてください。
仙台産業医科診療所
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