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大腸がんの予防

●大腸がんの予防

野菜・海藻や豆類を十分にとり便秘の解消を心がけることが大切です
大腸がんが、食生活の欧米化によって増加しているのは、前述したとおりです。脂肪やたんぱく質の多い食事をとると、それらを消化するために胆汁がたくさん分泌されます。
この胆汁に含まれる胆汁酸が、がん促進物質を作り出し、これが大腸の粘膜に作用することで、がんができると考えられています。
 
そこで、大腸がんを防ぐためには、まず脂肪をとり過ぎないことが大切です。一日分の食事が高脂肪、高たんぱく質に偏っていないか見直してみる必要があります。
次に大切なのは、「食物繊維をたっぷりとることです。食物繊維をとると、便の体積が増え、便通がよくなります。これが結果的に発がん物質と腸壁との接触の機会を減らし、大腸がんの予防に役立つのです。野菜や海藻類、豆類などをしっかり食べてください。
また、「便秘にならないこと」も、大腸がん予防には重要です。便を腸内にため込むと、発がん物質と腸壁の接触する機会が増えますので食物繊維を多くとることに加え、便意があったらがまんしない、決まった時刻に排便する習慣をつける、適度な運動で腸の働きをよくするといったことを心がけてください。
仙台産業医科診療所
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